日本正教会

一関ハリストス正教会・昇天聖堂

所在地・問合せ
住所
〒021-0902
岩手県一関市萩荘箱清水56-1
所在地マップ
TEL/FAX
0191-24-3398
管轄
長司祭 マルコ 小池 祐幸
祈祷案内
お祈り(晩祷・聖体礼儀)

・晩祷

第1・4土曜日 午後5時

・聖体礼儀(日曜礼拝)

第1・4日曜日 午前10時

北上川交通の要所として栄えた一関はこの地方の伝道拠点で、1872年(明治5)には早くも布教が開始された。都市計画事業により現在地に移った聖堂は、日本では珍しいログハウス。山下りんの聖像があり観光スポットとなっている。

教会の沿革

1872年(明治5年)10月、伝教者マトフェイ影田孫一郎が山目村(現在の中央町)の親戚影田四郎右ぇ門宅で正教の講義をしたのが始まりで、以後山目教会となり1877年(明治10年)には会堂が建てられた。一関村においても1874年(明治7年)には伝教者パウェル津田が影田四郎右ぇ門宅で一関村の人々に正教を講じ1878年(明治11年)民家を仮会堂にして布教した。両教会は1899年(明治32年)1月に合併し磐井正教会が発足し、5月には中里、棚瀬両教会も合併した。

1902年(明治35年)8月30日に新聖堂(顕栄聖堂)が山目村に建立された。和洋折衷様式の木造2階で当時としては珍しくテラス風の廊下等があり洋風が取り入れられていた。一階は司祭室、集会所で二階は聖堂であった。(この聖堂は1985年(昭和60年)に一関市の都市計画事業のために取り壊された。復元はかなわなかったがいつでも復元できるように一関市教育委員会に詳細な記録が保存されている。)磐井正教会は、その後1952年(昭和27年)に一関ハリストス正教会として改称し、現在に至っている。

その後現在地にフィンランドから輸入されたログハウスの聖堂と教職舎が1990年(平成2年)に昇天聖堂として完成し、今日に至る。山下りんの「12大祭」や聖人のイコンがある。