日本正教会

釧路ハリストス正教会・聖神゜降臨聖堂

外観

内観

所在地・問合せ
住所
〒085-0832
北海道釧路市富士見2-1-35
所在地マップ
TEL/FAX
0154-41-6857
管轄
司祭 ステファン 内田圭一
URL
https://www.orthodoxjp.com/kushiro/index.htm
祈祷案内
お祈り(晩祷・聖体礼儀)

・聖体礼儀

第1,3,5日曜日 午前10時

・代式祈祷

第2,4日曜日 午前10時
(信徒による)

明治初頭、根室を拠点に現在の北海道東部、北方四島に正教は伝えられた。釧路には1902年(明治35)に会堂が建立される。1992年(平成4)に屋根に2つのドームがあるユニークな現聖堂が建てられた。現在は道東の拠点教会。

教会の沿革

1898年(明治31)色丹、根室に巡回されたニコライ主教はイグナティ加藤主計神父の苦衷を察し、アレキサンドル室越伝教生を釧路に派遣した。1902年(明治35)10月釧路の春採番外地に最初の会堂が建てられ、ロマン福井神父が成聖を行った。
その後、根室教会の衰退によりロマン福井神父は釧路に移った。
1932年(昭和7)2代目の聖堂がペトル内田政之助神父の時、同地に建てられ、セルギイ府主教によって成聖された。その後1992年(平成4)老朽化のため、新聖堂が建立されフェオドシイ府主教によって成聖され現在に至る。

道東の宣教の歩み

道東には現在3つの教会がある。聖神降臨聖堂の釧路正教会、標津郡中標津町武佐 に生神女降誕会堂の上武佐正教会、知床半島をぐるりとまわってオホーツク海に面する斜里郡斜里町に生神女福音会堂の斜里正教会。厳しい道東の生活環境の中、信徒達は確 かな信仰を保持し継承している。

1887(明治20)年 伝教生シモン東海林勇次郎が配置される。
岡伝次郎宅に寄宿し伝教開始。
1888(明治21)年 和田村のパウェル戸田重直他4人が受洗(小松神父)。
これが根室教会のメトリカ第1号(6月)。
シモン東海林、和田村に講義所を開く(9月)。
1891(明治24)年 伝教生モイセイ湊福太郎、根室に配置され根室正教会を開設(5月)。
アルセニイ修道司祭、モイセイ湊を伴って来釧。
アンティパ藤原の長女フチ、長男籐吉受洗。
(釧路教会信徒第1号(1月1日))。
1893(明治26)年 色丹島聖三者教会成聖。
(クリル人首長ヤコウ・ストロゾフ教会を建立)
1895(明治28)年 根室正教会聖堂焼失(10月、根室大火)。
1896(明治29)年 根室教会(生神女降誕教会)、篤志家岡伊之助によって建立される(12月30日)。
1897(明治30)年 フィリップ伊藤繁喜、イグナティ加藤神父によって受洗(標津教会の始まり)
1898(明治31)年 釧路教会、浦見町1番地に設置。
1904(明治37)年 釧路初代会堂、春採番外地に建立(救主洗礼教会)11月。
1905(明治38)年 伝教者マクシム小畑喜三郎網走に配置(網走教会成立)
1906(明治39)年 伝教者イアコフ金森雅各帯広に配置(帯広教会成立)
1907(明治40)年 和田正教会消滅、根室教会に吸収される。
1915(大正4)年 斜里正教会会堂成聖式、セルギイ府主教座下成聖。
1919(大正8)年 上武佐教会堂建立(初代)。
1932(昭和7)年 釧路聖神降臨聖堂建立、セルギイ府主教座下成聖。
1951(昭和26)年 上武佐教会堂建立(2代目)、主教ニコライ小野座下、成聖。
1978(昭和53)年 上武佐教会堂建立(3代目)、主教セラフィム座下、成聖。
1979(昭和54)年 斜里教会堂建立(2代目)、主教セラフィム座下成聖。
1992(平成4)年 釧路聖神降臨聖堂新築成聖、府主教フェオドシィ座下、成聖。