日本正教会

須川ハリストス正教会・聖パンテレイモン聖堂

外観

内観

所在地
住所
〒379-1418
群馬県利根郡みなかみ町須川771
所在地マップ
管轄
司祭 ステファン 桑原 建夫
住所
〒371-0022
群馬県前橋市千代田町1-4-22
前橋ハリストス正教会
TEL/FAX
027-232-2737
E-mail
m-orthodox216@aqua.plala.or.jp
問合せ
祈祷案内
お祈り(晩祷・聖体礼儀)
第一土曜日
(4月から10月) 6:30
(11月から3月) 7:00 聖体礼儀
※第一土曜日が1日の場合は第二。
前日金曜日
(4月から10月) 17:30
(11月から3月) 17:00 前晩祷

明治15年に前橋でワルワラの聖名で洗礼を受けた本田マサが須川教会最初の信徒である。

須川の教会は明治18年から始まった伝道活動の実りとしてマカリイ森下、ステファン森下、ワシリイ梅澤、グリゴリイ小池、アントニイ小室の諸兄が洗礼を受けたことから始まる。

明治22年には管轄の伝教者たちと信徒たちの努力によって会堂が建てられ、明治25年に須川の会堂を訪れたニコライ大主教によって「聖パンテレイモン会堂」と名付けられた。残念ながらこの会堂は隣家からのもらい火で焼失してしまった。明治41年、湯の原村と須川の合併によって不要になった旧久賀村役場の庁舎を購入して会堂とした。大正14年にはセルギイ府主教の巡回があった。

現在の聖堂は昭和62年に大工である地元の信徒によって建てられたもの。その後、平成8年にロシア人聖像画家アレキサンドル・ソコロフ氏によって内部の壁に聖像が描かれた。聖堂内壁に聖像が描かれているのは日本正教会では須川教会が唯一である。また、令和5年には聖堂屋根の十字架が新しいものに交換された。

イコノスタスは高崎教会の信徒のデザインによるもので、嵌め込まれている聖像は富岡市の旧田篠教会から譲り受けた、イリナ山下りんの作である。

近年、須川がたくみの里として有名になるとともに、聖パンテレイモン聖堂を訪れる人も増えている。農家の間に静かに佇む聖堂は、訪れる者に祈りの心をよみがえらせてくれる。毎月司祭が巡回して聖体礼儀が行なわれている。