この宣教キャラバンは今年で3年目。毎年4箇所ほどの地方教会を宣教委員を中心として巡っている。このキャラバンは教区内の結束を固め、教会への関心を呼び起こし、諸問題を共有する姿勢を養い、教会の活性と宣教にもくみする活動として行われているものであり、訪問する教会の実情に応じて、感謝祈祷、信者訪問祈祷、パニヒダ等の祈祷を行い、管轄以外の司祭による講話、懇談会などを行っている。
この日は管轄司祭のワシリイ田口神父、東日本主教々区宗務局長のマルコ小池神父、仙台正教会のクリメント児玉神父の各神品と信徒宣教委員また石巻、涌谷正教会からの信徒も合流して主日聖体礼儀が行われた。会館では昼食をとりながら懇談会が開かれ、教会の諸問題を話し合った。また宣教委員の一人である盛岡正教会のアキラ林兄が自身の教会との出会いと関わりについて話され、皆の深い共感を得た。