日本正教会

聖ニコライの不朽体の安置 4/5盛岡正教会

 

 

 4月4日(土)、5日(日)とセラフィム主教座下は盛岡正教会を訪れ、聖ニコライの不朽体が嵌入された聖像を安置された。司祭在住の教会に聖ニコライのイコンと不朽体を隈なく配置するという方針の一環として、今回盛岡正教会がその栄を得る機会に恵まれたのである。

 このイコンは、セラフィム主教座下がロシア・ハバロフスクの聖ペトル・パウェル女子修道院のイコン工房に制作を依頼され、昨年10月に当地を訪問し受け取られていたものである。

「聖人の不朽体は私たちに大いなる力と慶びを与えてくれます。ある時には奇蹟さえ起こします。本日は盛岡教会にとって歴史的な日です。本日から常に聖ニコライがいらっしゃって、皆さんと祈りを共にします。天上の新しい神との交わりに入った聖人は私たちの希望をです。その生涯を神と人々に仕えることに捧げた聖人に私たちも倣い、言葉と行いと思いを愛に満たして今の生命を生きていきましょう。神が家長であるこの教会という家にあって、それぞれの勤めを全うしてください。小さな教会でも皆が一つになれば大きなことも為せるでしょう。」と訓示され、内田神父に不朽体嵌入の聖像が手渡された。

 司祭在住の教会に聖ニコライの不朽体を隈なく安置するという方針のもと今回の栄を得る機会に恵まれ、今後盛岡の信徒達も聖ニコライに見守られながらその信仰を育む事が出来る。

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