5月8日(土)、セラフィム主教様はマルコ小池神父、イオアン高橋輔祭を帯同されて札幌正教会を訪れた。セラフィム主教様は毎年、復活祭後に函館正教会墓地とロシア人墓地においてペートル有原主教様や当地の永眠者の記憶を行っている。今年はペートル有原主教様の永眠10年の節目にあたり、司祭として長らく管轄された札幌正教会において、特別に記憶祭が行われたものである。
9日(日)の主日聖体礼儀には、親族や札幌正教会信徒、また小樽や苫小牧の信徒も多数集まった。札幌正教会のアレキサイ松平神父、イアコフ篠永神父とともにセラフィム主教様のご司祷により聖体礼儀が行われ、引き続いてパニヒダが献じられた。
祈祷後会館において昼食会が行われたが、セラフィム主教様はその中で、ペートル主教を偲ぶお話をされ、参会者一同その功績を思い起こすとともに、永遠の安息を祈った。