行事参加の主教品
10月9日(土)から大阪と京都正教会を会場に標記記念行事が開催され、全国の神品が集まり、またロシア正教会渉外局局長イラリオン府主教座下を団長とする訪問団も来日した。本年度から3年に渡り、聖ニコライの足跡をたどり改めてその偉業に学び、教勢の発展につなげようという教団主催の一大イベントの初回となる行事であった。
9日(土)午後からは大阪大学を会場に「聖ニコライの翻訳事業」をテーマにした講演が行われた。会場には全国から集った信徒や一般の聴衆も多く、ロシアから招聘したアレクセイ・ポタポフ氏とダヴィド水口神父の両名が講演された。夕方には大阪正教会において主日徹夜祷がセラフィム主教座下のご司祷で執り行われた。
キリル総主教聖下の祝辞を代読する
イラリオン府主教
11日(月)は京都正教会へ移動し、感謝祈祷が献ぜられ、これをもって教団の聖ニコライ記念行事初年度の日程を終えた。ロシア訪問団一行はその後東京へ移動し、12日(火)には開設40周年を祝うロシア正教会駐日ポドヴォリエにおいて聖体礼儀が執り行われ、教団からもダニイル府主教座下とセラフィム主教座下が参祷され、ロシア大使館で行われたレセプションに参加された。
大阪での記念写真