10月20日(木)、石巻正教会において東北ブロック宣教委員会の企画する今年度第一回の宣教キャラバンが実施された。修復を終えた聖堂の成聖と震災により永眠された方々を記憶する合同のパニヒダを献じた。
平日にも関わらず宣教委員の他多数の石巻管轄信徒が集まり、はじめに板張りの床となり、クーポルも真新しく、塀や物置も新調された聖堂にて修復成聖の祈祷が行われた。続いて中瀬の旧会堂に移動し、津波にも耐えて残るた会堂の前で震災による永眠者の記憶を行った。
遺族の中には震災後半年を過ぎたが、今回のパニヒダによって心も落ち着きを取り戻せたと感想を述べる方もあり、36名が集まったこの度のキャラバンは大きな節目となる機会となった。
石巻旧会堂でのパニヒダ | 石巻正教会信徒会館での交流会 |