参加信徒による聖堂前での記念写真
1月8日(日)、東北沿岸部で被災した教会信徒を集めて合同の主の降誕祭が、盛ハリストス正教会において行われた。セラフィム主教座下、マルコ小池神父、ミハイル対中神父、イオアン釜谷輔祭による降誕祭聖体礼儀と、震災により永眠された人々への記憶としてパニヒダが献じられた。穏やかな日和となったこの日、地元盛の信者に加えて気仙沼と山田からも信者が集い、昨年の震災後の合同復活祭以来の再会となった。震災後、このような合同の祈祷のみならず、セラフィム主教座下のご巡回や宣教委員会のキャラバン等が実施され、教会間の結束を固めてきた。被災信徒の将来に向けてこれからも息の長い支援が必要であるが、皆で力を合わせながら生活再建と祈りの場所である会堂の復興を遂げようという気持ちに一つになった行事であった。
聖体礼儀に引き続き行われた震災永眠者のパニヒダ |