日本正教会

亜使徒・日本の大主教聖ニコライ祭 2/16

 

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谷中墓地での感謝祈祷

 

2月15日(水)、16日(木)と東京本会において聖ニコライ祭、並びに全国神品会議が行われた。

 

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パウェル及川神父様の講話

15日午後から、パウェル及川信神父の「明治期日本正教会の教育について」と題する講演が行われた。当時の信仰教育に関する動静を振り返り、神学校や女学校の設立、公の学校教育まで取り組んだことが紹介され、聖ニコライが如何に具体的に目標を持って信仰教育に臨み、その実現に尽力したかが紹介された。聖ニコライ祭、また永眠百年の節目にあたり聖人の偉業に触れる大変興味深く勉強となる機会であった。


 

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ニコライ堂での聖体礼儀

16日は聖ニコライ祭聖体礼儀がセラフィム主教様のご司祷によって行われた。駐日ポドヴォリエのニコライ・カツュバン神父も参加し、また平日にも関わらず東京の信徒を中心に多数の参祷者があり、熱心な祈祷が献じられた。
聖体礼儀後にダニイル府主教様は聖ニコライ永眠百年に当たる本年の意義と聖人の偉業を振り返るお話をされ、また今秋に予定されるキリール総主教聖下の来日のことにも触れられた。後、谷中墓地に移動し、聖ニコライの墓前で聖人のモレーベンと歴代の永眠された主教様方の永遠の安息を願ってリティヤが献じられ、二日間の日程を終えた。


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