9月16日に開催される日本ハリストス正教会教団の「聖ニコライ永眠100年祭」記念行事に併せて、ロシア正教会総主教キリール聖下が9月14日から18日までご来日される。9月14日(金)午後2時に函館空港にご到着され、函館ハリストス正教会及び函館ロシア人墓地で祈祷され、翌15日(土)には昨年の大震災の被災地である仙台を訪れる。仙台では仙台ハリストス正教会と津波の被災地である市内荒浜地区を訪問され、犠牲者の追悼の祈りが献じられる。16日(日)には東京ニコライ堂において式典に参加され、夜には都内のホテルにおいて晩餐会が行なわれる。その他、谷中墓地、駐日ポドヴォリエ訪問、政府関係者等との会談も予定されている。
キリール総主教聖下は8月29日に在ロシア日本大使館を訪れ、また9月4日にはモスクワで一部メディヤと会見されて日本訪問を公式に発表し、「日本では東日本大震災の犠牲者を追悼するとともに、聖ニコライの足跡を辿り、日露親善に努めたい」と語った。
在ロシア日本大使館を訪れたキリール総主教聖下 (ロシア正教会公式サイトより) |
原田ロシア大使とキリール総主教聖下 (ロシア正教会公式サイトより) |