5月19日(日)、セラフィム大主教座下の司祷により遠野ハリストス正教会新会堂「聖太祖アウラアムとサッラ会堂」の新築成聖式が行われた。東北各地及び東京・横浜からも140名を超える信徒が集い、盛大な成聖式となった。
会堂の成聖(外) |
会堂の成聖(内) |
遠野正教会は明治期の伝教以来今日まで会堂を持たなかったが、篤信の信徒たちが力を合わせ、土地や資材の献納、献金、奉仕等々の地道な努力によって年月をかけて完成に至ったものである。会堂成聖式では東北各地の信徒も諸準備にあたり、会場整備、聖歌などの奉仕を行った。遠野正教会と他の東北各地の教会信徒と一体となった記念すべき成聖式であった。
聖体礼儀の後に、セラフィム大主教座下から全日本の府主教ダニイル座下からの祝辞が紹介され、またよく会堂建築を導いたアキラ荒川直治執事長に感謝状を手渡し、また昨年ロシア正教会のキリール総主教聖下から贈られた功労を称えるメダルが授与された。その他の篤信なる貢献をされた方々も表彰され、今後の教会発展を願って幾年もを皆で唱和した。その後、会場を移して祝賀会が行われ参加者は懇親を深めた。
表彰されるアキラ荒川執事長 |
成聖祝文を唱える |