全国公会は7月13日(土)と14日(日)の二日間に渡り東京本会において開催された。
13日(土)の午後始まった公会はダニイル府主教様のご訓辞に始まり、宗務総局から全体の活動報告と昨年の聖ニコライ永眠100年祭の報告が、また全国宣教企画委員会、献金委員会、諸規則検討委員会の報告が行われた。教団規則改訂については特に熱心な討議が行われ、規則委員会に専門グループを立ち上げて広く意見を求め原案をさらに検討することが決められた。
翌14日(日)は主に会計に関する議事を討議し承認された。震災関連では会堂成聖が終了した上下堤正教会の管轄司祭ルカ田畑神父とニーコン浅野執事長、また遠野正教会の管轄司祭ミハイル対中神父とアキラ荒川執事長から報告と感謝の意が表された。その後セラフィム大主教様の閉会訓示で議事の全てを終え、聖堂にて聖ニコライのモレーベンを以て閉会した。
今公会中、北鹿正教会のイオアン釜谷幹雄輔祭は長輔祭に昇叙された。平成3年に輔祭叙聖されてから20数年間にわたり自給輔祭として北鹿正教会を守り、奉職されてきた。イオアン長輔祭のご健康とさらなるご活躍を祈念する。