日本正教会

2019年度通常公会

 

公会第1日目:議事冒頭の開会訓示において、府主教座下は6月13日に急逝された函館教会のニコライ・ドミートリエフ神父様に哀悼の意を表され、教役者及び信徒の心と身体を管理しなければならない責務があること、教団は神品教役者及び信徒だけでなく、教会外に対しても責任ある集まりとして、緊急時における対処のための具体的な方策を講じることを約束されました。また今公会で、ダニイル府主教座下はセラフィム大主教座下の補佐を必要とし、また主教会議における協働を強化することを目的とし、セラフィム大主教座下の「東京の副主教」就任承認を求める発議がダニイル府主教座下よりなされ、全国公会は満場一致を以て承認されました。以降セラフィム大主教座下は「仙台の大主教及び東京の副主教」と呼称されることが確認され、後日総主教聖下より東京の副主教就任の祝辞が届きました。

 

 

公会第2日目:聖体礼儀において、仙台ハリストス正教会クリメント児玉神父が長司祭に昇叙され、飾り十字架、パリツツァ佩用を祝福、苫小牧ハリストス正教会イアコフ篠永神父、横浜ハリストス正教会グリゴリイ水野神父に金十字架、カミラフカ、ナベドレンニツク佩用が祝福されました。

 

 

また公聖体礼儀終盤において全永眠教役者を記憶するリティヤも行われました。

 

 

第2日目の公会で、ダニイル府主教座下は、建議案に替えて教団運営に関するご自身の決意表明として、2020年度をもって教団設置の三委員会を改編し、より具体的で実効的な教団運営を担う委員会を組織すること、来年9月にはキリル総主教聖下ご来臨による聖自治祝福五十周年記念式典が催されるので三委員会の改編を一年間猶予することを発表されました。

 

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