東日本主教教区「2025年度『教区会議』」が、東京の大主教および全日本の府主教セラフィム座下臨席のもと、6月22日(日)に札幌ハリストス正教会(札幌市豊平区)で開催されました。
教区会議本会議に先立ち、21日(土)教区「理事会」を開催し、本会議開催に向けた企画協議等の調整がなされました。
22日(日)教区会議当日午前の主日聖体礼儀は、セラフィム府主教座下司祷のもと東日本教区内全司祭陪祷により執り行われました。札幌では久しぶりの主教祈祷で、聖歌隊もあまり慣れていませんが、少しずつ聖歌練習を重ねていたため、ぎこちないながらも歌い進めることが出来ました。
教区会議本会議・主教訓示では、宣教を見据えて行事を計画することの大切さが説かれました。
諸物価高騰の折から、教区からの研修費・旅費交通費を増額する予算が可決されると共に、教区への『宣教献金』増額への協力が求められました。教区分担金減額を求める切実な訴えに対し、宗務局長から、負担金の額を変えることは難しいが、困っている教会を教区が一丸となって『補助』というかたちで助けていくことへの理解と協力が求められました。
府主教座下は、「教会の中でいがみ合うことなく、すべての面で教会にふさわしい交わりを目指していけなければいけない」との言葉で本会議を結ばれました。
[司祭エフレム後藤悠太師執筆原稿を、正教時報編集部で要約しました。全文は正教時報8月号をご覧下さい。]
東日本主教教区「2025年度『教区会議』」出席者(6/22, 札幌)
セラフィム府主教司祷、教区内全司祭陪祷による聖体礼儀のはじめ
久しぶりの主教祈祷で、練習を重ねて当日を迎えた札幌正教会聖歌隊
聖体礼儀・大聖入
教区会議本会議①:報告するマルコ小池宗務総局長
教区会議本会議②:熱心に聞き入る各教会代表者